小学校 道徳教科書の東京書籍  新しいどうとく(小学校)の教材、「くずれおちた段ボール箱」の内容です。

小学校 道徳教科書

東京書籍  新しいどうとく

くずれおちた段ボール箱

内容項目 主として人と関わりに関すること
親切、思いやり
5年生
1.本教材について 教科書に出てくるキャラクターの設問に「親切にするとき、大切なことはどんなことでしょうか」と書かれている。また、題名の前に「相手の立場に立って親切に」と書かれてあり、「困っている人がいたら親切にする」という大前提で話の枠組みができてしまい、その後の児童の施思考が狭められてしまうと考え、価値観の多様性を尊重するために、121ページ7行目以降を読まずすすめていきたい。
 また、私と友子さんが、困っているおばあさんに対してとった行動や言動を、「困っている⇒親切にする」と結びつけるのではなく、困っている状況・起きている状況を打破するためには、どうすべきか自分の考えを持つ時間として位置付けたい。今の教材のままでは「わたし」はかなり独善的な行動をとっていることも理解させたい。
2.本教材を扱う際に、特に注意すべきだと考えたこと (1)親切…困っているおばあさんを見た「わたし」の気持ちや行動を考える
(2)勇気…周りのおおぜいの買い物客がだれも手伝おうとしない中、困っているおばあさんを手伝おうとする「わたし」の行動について考える。(ひと言お店の人に説明してから行動すべきだったのでは?)
(3)公正、公平、社会正義…おばあさんを困らせている男の子の行動について考える。
(4)誠実…店の人と一緒に残りの段ボール箱をかたづけた「わたし」の行動について考える。「いいえ、いいんです……」と言って、その場を立ち去った私たちの行動について考える。
(5)礼儀…戻ってきてお礼を言ったおばあさんの行動や気持ちについて考える。
指導案はPDFをご覧ください。
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